堤淺吉漆店オンラインショップ

漆の新たな可能性を広げる活用事例

  • Ongoing

建築やアウトドアにも活きる漆の機能性と意匠性

水まわりには防水性に優れた漆の天板が機能的
店舗のイメージカラーである青の漆でカウンターテーブルを石目仕上げに

漆屋だから発想できる、素材の活かし方

サーフボード・自転車・スケートボード・アウトドアギアなどの趣味のアイテムに。
キッチンや洗面台、床や壁。住まいを彩る様々な場所に。
店舗のカウンターやワードローブ、展示台にスツール。
意匠を凝らしたデザインやアートピース。

私たちは、これまでの漆の概念を変える多様な場所やモノに漆を施します。

コラボ商品やOEM受注、漆プロダクトの企画開発やプロデュースまで、「ここに相談すれば実現できる」漆製品のプラットフォームとして、柔軟に漆の活用・応用をご提案致します。
当社のみならず、素材屋の強みである全国の漆ネットワークを活かし、お客様の様々なご要望にお応え致します。

漆施工、商品開発などのご相談は下記からお問い合わせ下さい。

Und. 漆のモデルルーム

人と漆を繋ぐ場所として堤淺吉漆店が2024年4月にオープンした「Und.(アンド)」。その3階フロアは、拭き漆の床、キッチンカウンター、手洗い天板をはじめ、京都の伝統工芸である黒谷和紙と漆を組み合わせた壁やスピーカーなど、漆を活かした住まいやショップのモデルルーム。

棚には様々な漆アイテムが揃い、当社が施工できる漆デザイン見本もご用意。漆塗りや蒔絵などのご依頼時や漆の商品開発などの商談・打ち合わせスペースとしても使われ、実際に現物を見て頂きながらご提案させて頂いております。

また1階の漆芸専門ショップには、錫粉と炭粉を使った漆塗りレジカウンターや漆塗りの自転車、漆塗り木製サーフボードなど、漆の新たな活用事例もご覧頂けます。

黒谷和紙×漆のスピーカー

黒谷和紙×漆の壁

PICK UP

住まいのフロアに漆の心地よさ

拭き漆の床

マイホームの新築・リフォーム、古民家のリノベーションなど、住まいや店舗を新たに設計される際、是非ご検討頂きたいのが「拭き漆の床」。木製の床板に予め拭き漆(上記写真参考)を施し、工務店さんに設置して頂きます。

天然の木と漆なので、人にも環境にも優しい上、水や汚れにも強いので実は手入れもお掃除も楽なんです。ずっと裸足でいたくなるほど心地よい足触りと、寝転がりたくなるぐらい人の肌に馴染む質感は漆ならでは。生活しているうちにより艶が上がって経年変化を楽しむことも出来ます。虫やゴキブリも出にくいというお話しもユーザーさんからお聞きします。

科学塗料のコーティングとは違う、生きる・育つ漆の床を是非ご検討下さい。

事前に設計士や工務店などとのお打ち合わせが必要です。ご検討の方はお気軽にご相談下さい。

拭き漆の床施工事例

一般社団法人パースペクティブ事務所

徳島県H邸 京都市T邸

京都市T邸

徳島県N邸

PICK UP

土に還る、木と漆のサーフボード

URUSHI×SURF

私たちが進める漆の新たな可能性や価値観を伝える活動。そのシンボルが木と漆の天然素材を使った環境負荷の少ないサーフボード。海の恩恵を受けてサーフィンを楽しむサーファーたち。彼らは海や自然に感謝し、その想いを還元しようと様々な環境活動をしています。

しかし、サーファーたちが共通して抱える「自分たちが海に入ることで、実は地球に負担をかけているのではないか」というジレンマ。ケミカルな樹脂で作られたサーフボードにワックスを塗って海に入ること。少し罪悪感に似た、何とも表現しにくい感情を抱いているサーファーも少なくない。

そんな中、天然の木と漆で作られた循環可能なサーフボードの価値観に共感する輪が広がり始めています。従来のサーフボードを否定するのではなく、木と漆のサーフボードをアイコンに、それが世界中の海を渡ることで、今の暮らしを見つめ直し、人と地球に優しい行動のきっかけになってほしい。漆にはそんな不思議な力があると信じています。