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新レーキ 漆工用顔料

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期間
2009年 -

馴染み良く、刷毛目が立ちにくい

漆用の顔料には、昔から使用されてきた水銀系やカドミウム系の無機顔料と一般にレーキ顔料と呼ばれる有機顔料とがあります。現在では、無機顔料の種類は減少傾向にあり、レーキ顔料の使用が多くなっています。

金属系顔料(無機顔料)は比重が重く、漆と混錬すると塗膜の中で沈む為、落ち着いた色目になりますが、逆に顔料比率を上げないとうまく発色しないとも言えます。また、比較的刷毛目も立ちにくいという特徴もあります。

対してレーキ顔料は比重が軽く、沈殿しにくい為、無機顔料に比べて顔料比が低くても発色するという利点があります。しかし、刷毛目が立ちやすいという声が、ユーザー様から寄せられていました。従来製品も少量の添加で発色することから、好評なのですが、お客様のご要望にお応えし、「より刷毛目が出にくいレーキ顔料」として開発されたのが「新レーキ」です。

従来の顔料よりも刷毛馴染みが良いのが新レーキ最大の特徴

顔料メーカー協力のもと、当社のOEM商品として開発され、レーキ顔料でありながら、従来製品よりもはるかに刷毛目が立ちにくいのが最大の魅力。レーキ顔料の混入比率は、漆に対して重量比で3割~5割というのが一般的ですが、当然ながら顔料比率が高くなるほどに刷毛目が気になります。新レーキは従来製品と同じ比率で比較すると、はるかに流動性に優れ、刷毛馴染みが良く、結果刷毛目が立ちにくくなります。これまでも、多くのユーザー様にその違いを実感して頂いています。まずは一度お試し下さい。

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